黙って「俺のペペロンチーノ」で作る

読むともっとペペロンチーノが好きになるし、作るのが楽しくなります。

美味しいペペロンチーノが食べたい!!
その思いが高じて、ついに自分で作ることに。選んだのは、18人の一流シェフのペペロンチーノが載っている本「俺のペペロンチーノ」。これ、めちゃくちゃおすすめです!
読むともっとペペロンチーノが好きになるし、作るのが楽しくなります。


この本のおすすめポイント

1. 調理に“意志”があるのが伝わる
18人のプロシェフが、自分の哲学でペペロンチーノを作ります。動作のひとつひとつに「なぜそうするのか」の説明があるので、まるで弟子入りした気分に。こんな情報、普通は教えてもらえない!

2. 料理の“考え方”がわかる
「ペペロンチーノって何?」というコラムもあり、料理のイメージ力や考え方に触れられます。思考が深まる感じがおもしろい!

3. バリエーションが楽しい
うどんで作るペペロンチーノ、中華風アレンジなど、ちょっと変わったスタイルも。読んでいるだけでもワクワクします。


実況:6パターン作ってみた

【1回目】落合シェフ風

YouTubeも見ながら挑戦。…が、オリーブオイルの温度調整、にんにく投入、乳化、パスタ投入のタイミング、色々な工程が全滅。
特に「茹で汁を入れてからパスタを入れる間隔」が難しい。悔しすぎて2回連続で作るはめに(笑)でも、味はしっかり美味しかった!にんにくと唐辛子が香る王道ペペロンチーノ。基本的な作り方がわかります。


【2回目】片岡シェフ風

カリカリに揚げたにんにくを最後にトッピング。食感が最高!にんにくの香りのつけ方、乳化の仕方、パスタとの合わせ方が落合シェフと全然違う。しかも、コショウを入れたのはこのレシピだけ。シェフごとの考え方の違いにびっくりしました。味は軽やかで食べやすい!


【3回目】ロピアシェフ風

にんにく&イタリアンパセリはざく切り。茹で汁は少なめ。パスタをざるで切らず、トングで直接入れるので、パスタに絡んだ汁を見込んでるそう。へー!ってなる。乳化のポイントが自分に合っていて、かなり手応えあり。味も完璧に美味しかった…!


【4回目】神保シェフ風

オリーブオイルが他の人の約2倍!? 誤植じゃないかと疑いつつ実行。にんにくは粗みじんで、カリカリにはせず唐辛子は途中で取り出す。仕上げも火をつけたままパスタと合わせるという異色スタイル。結果、ちょっとオイリー。でも味は◎!パスタは柔らかめに仕上がりました。茹で汁と混ぜるだけで乳化できるの知りました。


【5回目】弓削シェフ風

にんにくはみじん切り、イタリアンパセリは2種類の切り方でタイミングを分けて投入。
手順は簡単そうに見えるけど、実際にやると難易度高すぎ…。すべての工程にムラが出てしまい、強火もうまくいかず。それでも、美味しく仕上がるから不思議!


【6回目】自己流アレンジ

乳化の仕方も味付けの仕方もだいぶわかってきたので、自分で思う所の今までの良いとこ取り!にんにくはカリカリ、唐辛子はやや高温で香りづけ。茹で汁とベーコンで塩味調整、ナッツで甘みを追加。最後にオリーブオイルをひとまわしで香りも少し高め。乳化の方法もだいぶ分かるようになってきた。美味しかったけど、まだ改良の余地あり!


感想:何よりお店に食べに行きたくなってしまう…!

工程はどのレシピも似ているのに、ちょっとした違い(オイルの量、火の通し方、乳化のタイミング、など)で仕上がりがまったく変わる。でも、その理由をシェフ自身が解説してくれているから、学びながら楽しく作れます!そして何より、お店に食べに行きたくなってしまう…!

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